芸艸堂 店主の日記

明治24年京都にて創業、 現在日本で唯一の 手摺木版和装本の 出版社「芸艸堂(うんそうどう)」の 4代目当主が芸艸堂の木版にまつわる話、 旬の情報をお届けします。

祇園祭の装飾品


こんにちは芸艸堂(うんそうどう)です。

梅雨も明け、今週から京都市内の祇園祭鉾町では鉾の組み立てがはじまり、交通規制がはじまりました。

街中を歩かれると、各お店で写真の札を見かけられませんか?
お神酒
各鉾町のお店がお神酒を寄付した時にいただいています。
(芸艸堂は今年町内会長の役も担当しているので町内と芸艸堂と2枚貼っています。)
祇園祭の維持・管理・運行には多くの費用がかかり、毎年各店舗や個人の方々の
寄付が運営の一部を担っています。

色々なお店が祇園祭関連の商品を並べられているので、観てまわられるのも楽しいかもしれませんね。

そして、芸艸堂からも祇園祭に関する、装飾品・工芸品を紹介する本を出版しています。
今の時期、京都の書店さんでは祇園祭コーナが作られ、色々な出版社の祇園祭関連本が
紹介されるのですが、これから紹介する本はサイズも大きくしかも重さが5Kg近い豪華本のため
取扱いが難しく書店ではおかれておりません…  なのでブログでご案内いたします。

祇園祭染織名品集
¥52500(本体¥50000)

祇園祭染色名品 表紙
昭和45年出版。貴重な文化財でもある「山鉾」に施された絢爛豪華な染織美術の秀作から、
京都の町衆たちが財を尽して海外から求めた秘蔵の胴掛け(鉾側面に飾られる織物)、
見送等(鉾の後ろに飾られる織物)、また宵山まで鉾町で展示される着物などを含む染織品を撮影。
また、本の表紙は各鉾を表す図を織物で制作。
祇園祭表紙祇園祭染色目品 中身3祇園祭染色名品 中身2祇園祭染色名品 中身1

祇園祭工芸名品集
¥52500(本体¥50000)
祇園祭工芸名品 表紙
貴重な文化財でもある「山鉾」に施された絢爛豪華な工芸美術。
天井画、彫刻、螺鈿、欄縁等、永年にわたり謎とされていた祇園祭の華麗な山鉾の工芸品を収録。
祭りでは目に触れない様々な工芸品の細部を紹介。
祇園祭工芸名品 中身1祇園祭工芸名品 中身2祇園祭工芸名品 中身3

当時、各鉾町の協力を得て一点一点撮影しました。その図版からは四十年前の状態を確認する事が
できる貴重な書籍です。
染織品・工芸品の図版と供に祇園祭の歴史も記し、単なる図版集に留まらない資料本としての内容
も兼ね備えています。

ご興味のある方は、ぜひ芸艸堂まで連絡してください。

7月の展示会情報


こんにちは芸艸堂(うんそうどう)です。

夏至とともにどんどん暑くなってきましたね。7月に入り京都の街中はコンチキチンのお囃子が
流れてきました。祇園祭の準備がどんどん進んできています。

7月の京都での展示会や展覧会情報を順次お知らせします。

セレクトショップ京 手刷り、今様
ーカラカミキットから、木版原稿用紙までー
2011年7月7日(木)~7月25日(月) 最終日17時迄

刷るという技術の歴史は古く、東アジアでは7世紀にはもう木版印刷が行われていたと言われています。
それから長い年月が経ち、今では印刷というと誰もがパソコンとプリンターを思い浮かべる時代になりました。
だからこそ今再び、人の手によって摺り上げられるものの温かさと、長い年月脈々と受け継がれて来た技術の
鮮やかさを感じてもらいたい
そんな思いで企画された展示です。

唐紙とはもとは中国から伝わり、日本では主に建具に使われることで有名です。
なかなか身近なものではない唐紙にもっと親しんでもらいと、「京からかみ」の会社が制作した『カラカミキット』
少し忘れかけていたモノを作る楽しさを思い出させてくれます。
『カラカミキット』の他に、今回は特別にもっと簡単に唐紙に親しめる版木スタンプや
職人が丁寧に一枚一枚摺り上げた唐紙の小物出展されています。
優しい風合いの雲母や胡粉を使い、掌で摺ることにより、わざとむらを出す唐紙は、光の角度で文様が微妙に
変化します。
実際手に取って、その風合いを楽しんで下さい。

また、手刷りという事で忘れてはならないのは木版画です。
日本で唯一の手摺木版和装本を出版する芸艸堂のコレクションの中から、祇園祭りをモチーフに
現代の作家が摺り上げられた額絵や葉書、珍しい昔の原稿用紙の版木を使い摺り上げた原稿用紙
などが揃います。
来京ご予定のお客様は是非一度お立ちより下さい。

手摺り、今様

木版原稿用紙   コピー ~ 便箋 夢二 露草


セレクトショップ京
〒605-0941 京都市東山区三十三間堂廻り 644番地2
ハイアットリージェンシー京都 ロビー内
営業時間 8:30~18:00

ねうちもん京都 グレゴリ青山 著

こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

弊社の商品や店舗を紹介していただいた書籍をお知らせします。

ねうちもん京都
グレゴリ青山 著
略して(グ)。性別は女性。漫画家、およびイラストレーター。
1966年京都生まれ。26歳まで京都に住み、アジアのあちこちを
ブラついたあと、東京、和歌山に住んで、今は京都市外の京都に在住。
著書に「ナマの京都」「しぶちん京都」「グ印関西めぐり(濃口)」
「グ印観光」「旅で会いましょう。」「ふたたびの旅。」
「グレゴリ青山のもっさい中学生」
「田舎暮らしはじめました うちの家賃は5千円」(メディアファクトリー)、
「旅のグ」「旅のグ2 月は知っていた」「グ印亜細亜商会」(旅行人)、
「ブンブン堂のグレちゃん」(イースト・プレス)、
「マダムGの館 月光浴篇」(小学館)など。


ねうちもん京都

国内の観光地として絶大な人気を誇る京都。けれども実際に訪れると
「どこに行っても観光客だらけ」「何を食べても高い!味しない!」
「敷居も高い」ということがよくある。本書では、そんなガッカリを
180度くつがえします! 
京都生まれ京都育ちの漫画家・グレゴリ青山さんが「払った金額以上
に満足できる」もののみに厳選して、真に値打ちある観光スポット、
飲食店、お土産を紹介します。
詳しくは>>こちらもご覧ください。

出版社: メディアファクトリー
価格:998円(本体¥950)

芸艸堂は120Pに紹介されています。
ねうちもん京都 中身

こちらの「ねうちもん京都」は発売から1ヶ月足らずではやくも増刷されたそうです!

著者のグレゴリ青山さんは当初お客さんとして来られ、芸艸堂を紹介していただくようになりました。

こちらは昨年紹介していただいた 少女コミック「フラワーズ」小学館刊 です。

フラワーズ
フラワーズ 中身

普段まったく芸艸堂とは接点のない場所で紹介していただくのはありがたい事です。
グレゴリ青山さん、ありがとうございます!
ギャラリー
  • 銀座蔦屋書店にて「江戸の季節」フェア開催中
  • 銀座蔦屋書店にて「江戸の季節」フェア開催中
  • 銀座蔦屋書店にて「江戸の季節」フェア開催中
  • 北斎絵手本集成 弐 永田生慈 監修解説 刊行のお知らせ
  • 北斎絵手本集成 弐 永田生慈 監修解説 刊行のお知らせ
  • 北斎絵手本集成 弐 永田生慈 監修解説 刊行のお知らせ
  • 北斎絵手本集成 弐 永田生慈 監修解説 刊行のお知らせ
  • 北斎絵手本集成 弐 永田生慈 監修解説 刊行のお知らせ
  • 神楽坂にある香舗 椿屋にて【二宮美由紀 木版画展】が開催中です。