こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

明治24年(1891)~大正13年(1924)にかけて刊行した全10篇 木版摺り版画集「うなゐの友」から
当時の版木を用い再摺りした17点の頒布会が郵趣サービス社様より始まります。

        郷土玩具の聖典
        うなゐの友
 ~素朴な郷土玩具のぬくもりをお届けする
     版画コレクション頒布会~

うないの友
うないの友2

「うなゐ」とは、うなじ付近で切り揃えて垂らした子供の髪型”うなゐ(い)”から転じた言葉で
子供を表す古語です。その「うなゐ(子供)の友」になるものといえば玩具であり、”玩具博士”
を名乗った趣味人・清水晴風が集大成し、いまなお郷土玩具の聖典と呼ばれる木版画集の書名です。

昭和55年用年賀切手にもなり、今回原版木を所蔵する芸艸堂から選りすぐりの17点を再摺りいたしました。

版木調べ版木調べ2
版木蔵から再摺りする図柄の版木を運びだし、版木を検品中のスタッフ&店主

*今回の頒布会は郵趣サービス社様からの限定販売となります。お問い合わせは郵趣サービス様へ
お願いします。

全編を木版再摺りする事は困難なのですが「うなゐの友」から選りすぐりの木版画を採録した画集
「日本のおもちゃ」も刊行中です。こちらもぜひご覧くださいませ。
日本のおもちゃ