こんにちは。芸艸堂(うんそうどう)です。

大好評!豆本最新刊が出来ました。

勇壮無双 怪力乱心 鬼神の画技も筆一本
一魁漫画 (いっかいまんが) 月岡芳年 YOSHITOSHI

【ISBN】 978-4-7538-0275-3
【著者】 月岡 芳年 著
【価格】 本体1,600円+税
【発行】 2014年6月10日
【仕様】 四色刷/B7変型判/(11.6×8.3㎝)/46頁/和綴じ・豆本
【分類】 絵画/デザイン/浮世絵・版画

一魁漫画


烏天狗・髭達磨、勇壮な武者絵から歴史画美人画など才気溢れる作品を生み出した奇才
激動の時代を筆一本で生き抜いた人気絵師、明治ジャーナリズムでも大活躍した
「最後の浮世絵師」月岡芳年若き日の傑作漫画集を和綴じ豆本で復刻!

この豆本シリーズ
京都の【経師(きょうじ)】という和本職人による1冊1冊手作りです。

ところで、豆本って何?和綴じ本って何?と疑問に思われる方も多いと思います。

豆本とはポケット版の本のこと。袖珍本とも言います。
昔の人は着物の袖の中に本を携えていました。

和綴じ本とは伝統的な日本式の製本法の一つ。
日本式と言っても、様々な様式があり、
紙が発明され、最初にできた書物の形態が巻物【巻子(かんす)】
それをたたみ折りしたお経のような【折本(おりほん)】
そして何枚もの紙を重ね糊付けしたり、糸で綴じた【冊子(そうし)】。
この冊子が【和本】とか【和綴じ】と呼ばれています。
この【和綴じ】には、綴じ方に特徴があります。
四つ穴を開けて糸でかがる【四つ目綴じ】や【康熙(こうき)綴じ】
【麻葉(あさのは)綴じ】、【亀甲(きっこう)綴じ】などがあります。
(因みに弊社の豆本シリーズは【四つ目綴じ】。)

っと、ここまでは手作り製本の説明でしたが、肝心の本書も職人技によって
美しく復刊できました。
原本となる「一魁漫画」は、大変稀少な本であり、汚れや紙を食べる「紙魚(しみ)」によって
鮮明ではない資料しか残っておりませんでした。
今回担当していただいた印刷会社のPD(プリントディレクター)さんが、汚れや欠損部分を
短期間で修正!デジタル技術ですが補正はPDさんの長年の技術によるものです。
短期間かつ予算内(これが重要)で仕上げていただきました。

一魁漫画オリジナル1

                          虫食いによって欠損した箇所を補修 ⇓
一魁漫画中身3

一魁漫画オリジナル2

一魁漫画中身4


手造りの製本技術とデジタル技術を使った補正技術により美しく甦った「一魁漫画」をぜひ
ぜひ書店などで見かけたら手にとってご覧下さい。