こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。
この度、1年余りの制作期間をかけ 手摺木版本「北斎漫画」を再版しております。
当時の技術そのままに手摺木版印刷、和綴じ製本にて復刊をする事で、技術継承を
しながら手摺木版版本・北斎の画業を広く知ってもらうきっかけにしたいと思っています。
詳細は>>こちら
12月完成予定でしたが、ようやく完成しました!
ご予約いただいている方々には大変ご迷惑をおかけしました。
北斎漫画 全15冊帙入り 150部摺立 ¥324,000
版木:芸艸堂蔵版木(710枚) 技法:手摺木版画
用紙:土佐和紙(須崎半紙)約80000枚使用
和装本(天地238ミリ×左右160ミリ)布製帙入・外函段ボール納め
総434丁(各冊平均29丁)
別冊解説(和装本1冊)付:永田生慈(葛飾北斎美術館館長)
表題に漫画とありますが、現代のマンガとは異なり、元は門下生のために画技を披露したスケッチ
を集めたものです。踊りや相撲をとる人物から幽霊妖怪、風景や行事など3,900余りにも及ぶ図が、
全15編の木版摺和装本として収められています。
併せて葛飾北斎と葛飾派の絵師達による絵手本集を伝承版木より再摺した北斎の絵手本集
もご紹介します。江戸の版本の世界をぜひご覧ください。
北斎人物画譜
【著者】 葛飾北斎 / 北雅 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/墨摺・和装本・20丁 摺師:椙本喜一
文政十二年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
仙境に自在に遊ぶ三九人、独自のスタイルを確立した列仙画集。
一筆画譜
【著者】 葛飾北斎 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/彩色摺・和装本・29丁 摺師:椙本喜一
文政六年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
たった一筆ですらすら描ける絵手本集。
竹馬や腕相撲する町衆、お母さんと子供達の心なごむ姿、風景、神様・仏様、 鶴や千鳥や亀、
子猫などなどを北斎が指南する「遊び絵」集。
三體画譜(三体画譜 さんていがふ)
【著者】 葛飾北斎 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/彩色摺・和装本・29丁 摺師:椙本喜一
文化十三年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
■真=ものの形を正確に描く
▼行=真をすこし略して描く
●草=最も崩して描いた略筆
三体に描き分けた人々、風景、草花や鳥獣魚類等々、同一素材を三種に描き分ける天才絵師
北斎の名作絵手本。
花鳥画伝(初編・二編)
【著者】 葛飾戴斗(たいと) 著
【価格】 本体40,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/彩色摺・和装本合本・30丁/29丁 摺師:佐藤勘次郎
嘉永年間刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
北斎門下の二代葛飾戴斗による花鳥画集。
画風は北斎に酷似しているが作域は広く肉筆画・版本の挿絵・錦絵等に及ぶ。
伝神開手 北斎道中画譜
【著者】 魚屋北渓(ととやほっけい) 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/彩色摺・和装本・序+34丁 摺師:戸田正
刊行年不明(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
東海道の駅路を題材とし、元は狂歌絵本として刊行。
作者の魚屋北渓は北斎門下の北馬と双璧とうたわれた絵上手。
肉筆画・摺物・狂歌絵本の挿絵等多くの佳作を残している。
北斎新雛形
【著者】 葛飾北斎 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/彩色摺・和装本・序+25丁 摺師:椙本喜一
天保七年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
画狂老人卍(北斎)晩年77歳時の絵手本で、神社仏閣、館、橋など建築に特化した
珍しい本です。
数多くの大工雛形書を出版した須原屋茂兵衛によって出版されました。
元々は上中下と続編という四部作の予定が上巻のみの出版に終わりました。
彫師は、北斎がもっとも信頼していた江川留吉(五常亭)が手がけました。
絵本魁
【著者】 葛飾北斎 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/墨摺・和装本・序+30丁 摺師:椙本喜一
天保七年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
北斎武者絵本の代表作
若年より和漢の故実来歴に造詣深く武者英雄を画題に採り上げる事が多かった
その武者絵は北斎芸術全般を観る上でも貴重な資料となります。
和漢の誉
【著者】 葛飾北斎 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/墨摺・和装本・序+29丁 摺師:椙本喜一
天保七年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
北斎武者絵本の代表作
若年より和漢の故実来歴に造詣深く武者英雄を画題に採り上げる事が多かった
その武者絵は北斎芸術全般を観る上でも貴重な資料となります。
伝承版木とは
名古屋・東壁堂→東京・吉川弘文館→京都・芸艸堂(現在)。
江戸から明治・大正に伝承された東京の版元の浮世絵版画の版木は、関東大震災・東京大空襲で
殆んど消失することになり、文化的にも産業的にも木版業界は大打撃を受けました。そんな情況の
なか『北斎漫画』の版木(710枚)及び葛飾派の絵手本州の版木は明治末に京都へ移管されたため
この貴重な版木は失われることなく伝承されました。
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この度、1年余りの制作期間をかけ 手摺木版本「北斎漫画」を再版しております。
当時の技術そのままに手摺木版印刷、和綴じ製本にて復刊をする事で、技術継承を
しながら手摺木版版本・北斎の画業を広く知ってもらうきっかけにしたいと思っています。
詳細は>>こちら
12月完成予定でしたが、ようやく完成しました!
ご予約いただいている方々には大変ご迷惑をおかけしました。
北斎漫画 全15冊帙入り 150部摺立 ¥324,000
版木:芸艸堂蔵版木(710枚) 技法:手摺木版画
用紙:土佐和紙(須崎半紙)約80000枚使用
和装本(天地238ミリ×左右160ミリ)布製帙入・外函段ボール納め
総434丁(各冊平均29丁)
別冊解説(和装本1冊)付:永田生慈(葛飾北斎美術館館長)
表題に漫画とありますが、現代のマンガとは異なり、元は門下生のために画技を披露したスケッチ
を集めたものです。踊りや相撲をとる人物から幽霊妖怪、風景や行事など3,900余りにも及ぶ図が、
全15編の木版摺和装本として収められています。
併せて葛飾北斎と葛飾派の絵師達による絵手本集を伝承版木より再摺した北斎の絵手本集
もご紹介します。江戸の版本の世界をぜひご覧ください。
北斎人物画譜
【著者】 葛飾北斎 / 北雅 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/墨摺・和装本・20丁 摺師:椙本喜一
文政十二年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
仙境に自在に遊ぶ三九人、独自のスタイルを確立した列仙画集。
一筆画譜
【著者】 葛飾北斎 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/彩色摺・和装本・29丁 摺師:椙本喜一
文政六年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
たった一筆ですらすら描ける絵手本集。
竹馬や腕相撲する町衆、お母さんと子供達の心なごむ姿、風景、神様・仏様、 鶴や千鳥や亀、
子猫などなどを北斎が指南する「遊び絵」集。
三體画譜(三体画譜 さんていがふ)
【著者】 葛飾北斎 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/彩色摺・和装本・29丁 摺師:椙本喜一
文化十三年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
■真=ものの形を正確に描く
▼行=真をすこし略して描く
●草=最も崩して描いた略筆
三体に描き分けた人々、風景、草花や鳥獣魚類等々、同一素材を三種に描き分ける天才絵師
北斎の名作絵手本。
花鳥画伝(初編・二編)
【著者】 葛飾戴斗(たいと) 著
【価格】 本体40,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/彩色摺・和装本合本・30丁/29丁 摺師:佐藤勘次郎
嘉永年間刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
北斎門下の二代葛飾戴斗による花鳥画集。
画風は北斎に酷似しているが作域は広く肉筆画・版本の挿絵・錦絵等に及ぶ。
伝神開手 北斎道中画譜
【著者】 魚屋北渓(ととやほっけい) 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/彩色摺・和装本・序+34丁 摺師:戸田正
刊行年不明(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
東海道の駅路を題材とし、元は狂歌絵本として刊行。
作者の魚屋北渓は北斎門下の北馬と双璧とうたわれた絵上手。
肉筆画・摺物・狂歌絵本の挿絵等多くの佳作を残している。
北斎新雛形
【著者】 葛飾北斎 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/彩色摺・和装本・序+25丁 摺師:椙本喜一
天保七年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
画狂老人卍(北斎)晩年77歳時の絵手本で、神社仏閣、館、橋など建築に特化した
珍しい本です。
数多くの大工雛形書を出版した須原屋茂兵衛によって出版されました。
元々は上中下と続編という四部作の予定が上巻のみの出版に終わりました。
彫師は、北斎がもっとも信頼していた江川留吉(五常亭)が手がけました。
絵本魁
【著者】 葛飾北斎 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/墨摺・和装本・序+30丁 摺師:椙本喜一
天保七年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
北斎武者絵本の代表作
若年より和漢の故実来歴に造詣深く武者英雄を画題に採り上げる事が多かった
その武者絵は北斎芸術全般を観る上でも貴重な資料となります。
和漢の誉
【著者】 葛飾北斎 著
【価格】 本体20,000円+税
【仕様】 23.8×16cm/墨摺・和装本・序+29丁 摺師:椙本喜一
天保七年刊(芸艸堂版 初版は明治四五年発行)
北斎武者絵本の代表作
若年より和漢の故実来歴に造詣深く武者英雄を画題に採り上げる事が多かった
その武者絵は北斎芸術全般を観る上でも貴重な資料となります。
伝承版木とは
名古屋・東壁堂→東京・吉川弘文館→京都・芸艸堂(現在)。
江戸から明治・大正に伝承された東京の版元の浮世絵版画の版木は、関東大震災・東京大空襲で
殆んど消失することになり、文化的にも産業的にも木版業界は大打撃を受けました。そんな情況の
なか『北斎漫画』の版木(710枚)及び葛飾派の絵手本州の版木は明治末に京都へ移管されたため
この貴重な版木は失われることなく伝承されました。
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