こんにちは 芸艸堂(うんそうどう)です。

7月の展覧会情報です。

まだいた、忘れられた天才絵師。
横山華山  7月2日(火)~8/17(土)まで。 京都文化博物館
横山華山(1781/4~1837)は、江戸時代後期に京都で活躍した絵師です。
幼少の頃から曾我蕭白の絵に触れて独学し、多くの流派の画法を身につけ、
絵の幅を広げました。
その名声は当時日本中に広がっていました。海外からも早くから評価され、
欧米の美術館に優品が多数所蔵されています。著名な画家を記した番付や、
夏目漱石の作品に名前が登場するなど、明治から大正の頃までは世間に知
られた存在でした。
本展では、上下巻あわせて30mにおよぶ晩年の大作《祇園祭礼図巻》が一挙
に公開するほか、海外の作品も里帰りします。曾我蕭白や弟子たちの作品も
あわせた約120点で、華山の多彩な画業を系統立てて忘れ去られた画家の
全貌を掘り起こし、その魅力に光を当てる初めての回顧展です。

横山華山展

ミュージアムショップには蕭白の木版画や豪華本「祇園祭染織名品集」などが並びます。
こちらもぜひお立ち寄り下さいませ。


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