こんにちは。芸艸堂(うんそうどう)です。

数十年振りに復刻・再版した版画の紹介です。

笠松紫浪「箱根姥子の朝」Morning at Ubako,Hakone

笠松紫浪(1898~1991)
明治31年東京・浅草生れ。14歳で鏑木清方に日本画を師事、巽画会、
郷土会で活動を続ける。芸艸堂版は昭和20年頃より版行をはじめ、
100点近くの作品を発表。これらの作品は、明治30年前後から昭和時代
に描かれた木版画で、版元を中心として、従来の浮世絵版画と同様に、
絵師、彫師、摺師による分業により制作し、浮世絵の近代化、復興を目指し
「新版画」と呼ばれています。これらの日本各地を題材とした作品は近年
再評価されています。
今回の木版画は輪郭となる主版(骨板)のオリジナル版木のみ現存し、
色板を復刻し再摺した作品です。
色板は他の図版用に削られ、主版のみ現在まで版木蔵の中で眠っていました。

笠松7枚14版 のコピー
オリジナルの輪郭部分となる主版(骨板)

14版
版数は14版になりました。

SK 箱根姥子の朝 のコピー
初版は1953年(昭和28年)

IMG_0065

箱根姥子の朝コピー
その後何度再版されたのか記録がなく、初摺りのみ弊社に保管されていました。
その色を見本に再摺り。令和の時代に再発表する事ができました。



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