こんにちは 芸艸堂(うんそうどう)です。

仏画の版木の復刻をご紹介します。

貝葉書院 〒604-0912 京都市中京区二条通木屋町西入
1681年 江戸時代 将軍綱吉公の頃、鉄眼禅師によって作られた一切大蔵経
(版木約六万枚)を専門に摺る書店として「一切経印房」という屋号にて営業を
始め、明治になり禅学書籍経典一般を扱い、屋号を「貝葉書院」と改め現在も
かわらず、木版摺印刷にて経本、講本を出版されています。

お店もご近所であり、同じく木版摺印刷にて出版しているご縁で、この度
貝葉書院さまの不動明王図の版木の復刻の依頼を承りました。

不動明王像全図
不動明王図の版木・版木3枚を付け合わせ全図となっています。彫られた時期は
江戸~明治期でしょうか?

不動明王像部分
復刻の依頼を受けた版木は全図左下の一図が長らく欠損していました。

不動明王左下2 のコピー
図版は欠損前に摺られた版画を撮影された紙焼き1枚。そこからサイズ等割り
出し長年に渡って使用できるよう、強度があり伸縮の少ない桜の1枚板
を使用して彫ました。

全図
部分
お顔の部分は墨を載せた時に細かい部分が摺り潰れないよう繊細に
彫師:北村氏が彫りました。

全図が揃った状態で1枚の版画を摺る事ができるようになりました。
近々、再版をされるそうですので、完成品はぜひ貝葉書院さまで
ご覧くださいませ。



デザイン・アート ブログランキングへ