芸艸堂 店主の日記

明治24年京都にて創業、 現在日本で唯一の 手摺木版和装本の 出版社「芸艸堂(うんそうどう)」の 4代目当主が芸艸堂の木版にまつわる話、 旬の情報をお届けします。

2015/06

明治24(1891)年、美術書出版社として京都で創業。
現在、日本唯一の手摺木版本を刊行する出版社です。
その木版摺、製本技術を活用して、明治~昭和初期にかけて刊行した多色摺り図案集のモチーフを
アレンジし、顔料を使った美しい発色、柔らかな和紙の手触りが特徴の木版商品や、文具、インテリア
などを制作しています。

『d design travel 京都』の表紙に雪佳「八つ橋」

こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

昨日の暁斎展に続き東京で芸艸堂が関連するイベントをもう一つご紹介します。

『d design travel 京都』発売記念 
d design travel KYOTO EXHIBITION 
6月19日(金)〜8月2日(日) 11:00〜20:00(入場は19:30まで) 入場無料
d47 MUSEUM

ロングライフデザインをテーマに活動されている D&DEPARTMENT は
47都道府県の個性を1県ずつ纏めていく本『d design travel』を制作、出版されています。
その16冊目となる「京都府」号の発刊を記念するもので、神坂雪佳「百々世草」より
八つ橋の図が大胆なトリミングで表紙になりました。

この展覧会は、取材先の場所一つ一つから、使っている実物を展示され、現在の形になるまでの
営みや進化があり、そうした魅力を実物を通して感じ取っていただけたらと企画されました。
芸艸堂からは表紙となった木版画を展示していただきました。

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暁斎展 三菱一号館美術館 明日から始まります。

こんちには、芸艸堂(うんそうどう)です。

前回お知らせした展覧会情報から 明日から始まる 河鍋暁斎展の内覧会に行ってきました。

狂っていたのは、俺か、時代か? 
画鬼暁斎 
幕末明治のスター絵師と弟子コンドル
6月27日(土)~9月6日(日)
三菱一号館美術館

河鍋暁斎 (かわなべ きょうさい、1831-1889)は、幕末に生まれ、6歳で浮世絵師歌川国芳に入門、
9歳で狩野 派に転じてその正統的な修業を終え、幕末明治に「画鬼」と称され、絶大な人気を博した
絵師です。一方、三菱一 号館を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドル(1852 -1920)は、政府
に招かれ明治10(1877)年 に来日、日本の近代建築に多大な功績を残しました。
彼は日本美術愛好家でもあり、暁斎に弟子入りして絵を学び、師の作品を海外に紹介しました。
本展では、三菱一号館美術館開館5周年を記念し、コンドルの業績とともに、彼の敬愛する暁斎の
厳粛さからユーモアまでただよわせる型破りな画業を、様々なジャンルにわたる国内外の名品
約120点(展示替え有)によりご覧いただきます。HPより

芸艸堂からはオリジナル版木から再摺りした木版本観賞用木版画豆本がSHOP Store1894に並びます。

会場写真は紹介できませんがSHOPの写真をご紹介します。
IMG_0970

芸艸堂からはオリジナル版木から再摺りした観賞用木版画が壁面にずらり

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木版本

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展覧会オリジナル品も!

ぜひご来館下さいませ。

暁斎 一号館

6月の展覧会情報その2

こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

前回に続き 6月の弊社の商品がミュージアムショップに並ぶ展覧会をお知らせします。

ルーヴル美術館展 
日常を描く―風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄
6月16日(火)~9月27日(日)
京都市美術館

農民や労働者の日々の営み、男女の恋愛模様、母と子の姿や家庭生活など、ありふれた日常を描
いた「風俗画」。本展では多様性にみちたヨーロッパの風俗画の展開を、16世紀初頭から19世紀半
ばまでの絵画約80点によってたどる展覧会です。17世紀オランダ絵画を代表するフェルメールの
円熟期の傑作、《天文学者》は、日本初公開です。HPより

ルーブル 京都市美


北斎漫画と富嶽三十六景 
6月20日(土)~8月30日(日)
河口湖美術館
江戸に生まれ、90年の生涯をひたすら描くことにつとめ、みずから画狂人を名乗った天才浮世絵師
葛飾北斎(1760-1849)。
本展は北斎の残した2大傑作『北斎漫画』と『冨嶽三十六景』を展覧されます。

芸艸堂からは幕末から現在まで伝承された『北斎漫画』の貴重な版木を公開される事になりました。 
世界の人々を魅了してきた北斎ワールドをぜひご覧ください。

北斎漫画展河口湖美術館



狂っていたのは、俺か、時代か? 
画鬼暁斎 
幕末明治のスター絵師と弟子コンドル
6月27日(土)~9月6日(日)
三菱一号館美術館

河鍋暁斎 (かわなべ きょうさい、1831-1889)は、幕末に生まれ、6歳で浮世絵師歌川国芳に入門、
9歳で狩野 派に転じてその正統的な修業を終え、幕末明治に「画鬼」と称され、絶大な人気を博した
絵師です。一方、三菱一 号館を設計した英国人建築家ジョサイア・コンドル(1852 -1920)は、政府
に招かれ明治10(1877)年 に来日、日本の近代建築に多大な功績を残しました。
彼は日本美術愛好家でもあり、暁斎に弟子入りして絵を学び、師の作品を海外に紹介しました。
本展では、三菱一号館美術館開館5周年を記念し、コンドルの業績とともに、彼の敬愛する暁斎の
厳粛さからユーモアまでただよわせる型破りな画業を、様々なジャンルにわたる国内外の名品
約120点(展示替え有)によりご覧いただきます。HPより

芸艸堂からはオリジナル版木から再摺りした木版本観賞用木版画豆本がSHOPに並びます。

暁斎 一号館

6月の展覧会情報

こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

6月の弊社の商品がミュージアムショップに並ぶ展覧会をお知らせします。

細見コレクションと京の現代美術作家
琳派古今展 
5月23日(土)→7月12日(日)
細見美術館

琳派とは、時を超えて共有され、その時、その時代において新たな美を生み出してきた創造力の結晶。
本展は、「陶」の新たな世界を追求する近藤髙弘(1958年生まれ)、多義的な表現活動を行う名和晃平
(1975年生まれ)、独自の「ニッポン画」を展開する山本太郎(1974年生まれ)の、京都ゆかりの三人の
現代美術作家が、細見コレクションから共演してみたい作品を選び、自作とのコラボレーションに挑ん
だ細見美術館初の試みとなります。HPより

山本太郎さんと神坂雪佳のコラボ版画も展示販売されています。

琳派古今展



第70回
春の院展 
6月3日(水)→15日(月)
京都高島屋グランドホール7F
昭和20年から開催されている「春の院展」は松尾敏男画伯をはじめ約150点の作品が
一堂に展覧されます。

春の院展2015


近代日本画 描かれた日本のこころ
富士山名品展 
6月18日(木)→7月20日(月・祝)
美術館「えき」KYOTO ジェイアール京都伊勢丹7階

日本一の山、富士山。その姿を日本画家の目はどのように捉えたのか。多彩な表現を
横山大観、川端龍子、中島千波などの名画約45点でたどる展覧会です。HPより

富士山名品展

ギャラリー
  • 蘭花譜と大山崎山荘 ―大大阪時代を生きた男の情熱 展が始まります。
  • 十字屋カルチャー「芸艸堂で圧巻の版木蔵見学と、摺り師による木版摺り見学」講座のお知らせ。
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  • 長沢芦雪展が九州国立博物館で始まります。
  • 第97回 東京インターナショナルギフトショー春2024に出展します。
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