芸艸堂 店主の日記

明治24年京都にて創業、 現在日本で唯一の 手摺木版和装本の 出版社「芸艸堂(うんそうどう)」の 4代目当主が芸艸堂の木版にまつわる話、 旬の情報をお届けします。

明治24(1891)年、美術書出版社として京都で創業。
現在、日本唯一の手摺木版本を刊行する出版社です。
その木版摺、製本技術を活用して、明治~昭和初期にかけて刊行した多色摺り図案集のモチーフを
アレンジし、顔料を使った美しい発色、柔らかな和紙の手触りが特徴の木版商品や、文具、インテリア
などを制作しています。

竹内栖鳳展 海の見える杜美術館にて開催中

こんにちは。芸艸堂です。

展覧会のお知らせです。

生誕160年
竹内栖鳳 天才の軌跡
2024年3月16日(土)~5月 12日(日) 海の見える杜美術館

竹内栖鳳 海の見える杜美術館

竹内栖鳳(1864~ 1942)は、明治から昭和の前期にかけて、長きにわたり
近代京都画壇の中心的な画家として活躍し、近代の日本画に多大な影響を
及ぼしました。
下絵などの資料や、旧蔵の品、親交のあった画家たちとの合作、彼が監修
した版画作品などから、栖鳳の画家としての活動を多角的に紹介されています。

芸艸堂が昭和12年(1937年)より制作を開始した版画集「栖鳳逸品集」も
展示いただき、図録には全点収録、コラムも寄稿させていただきました。

竹内栖鳳 図録
竹内栖鳳 図録本文①
竹内栖鳳 図録本文②




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芸艸堂 東京店 【RECRUIT】従業員募集のお知らせ

こんにちは。芸艸堂です。

【RECRUIT】従業員募集のお知らせです。

当社は明治24年に京都で誕生した美術書の出版社であり、木版画の版元です
(版木を所有し、木版画を制作、販売する権利を持つ組織)。
機械印刷が普及していく中、私たちはあくまで木版技術にこだわり、
現在では日本で唯一の木版本の出版社として事業を続けています。

これまでの実績から近年では多くの企業様よりご相談をいただき、様々なブランド
と協力してコラボグッズの商品化にも注力しています。
今後も多くの方たちにとって木版技術が身近な存在となってもらえるよう、
積極的に新商品の開発にも注力していくつもりです。

そこで今回、営業として木版技術の普及に取り組んでくださる方を
お迎えすることにいたしました。

勤務地:芸艸堂東京店 東京都文京区湯島1-3-6
※転勤はありません。

>>ご応募お待ちしております。https://employment.en-japan.com/comp-88887/

募集2024



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蘭花譜と大山崎山荘 ―大大阪時代を生きた男の情熱 展が始まります。

こんにちは。芸艸堂です。

展覧会のお知らせです。

加賀正太郎没後70年・ニッカウヰスキー90周年記念
蘭花譜と大山崎山荘
―大大阪時代を生きた男の情熱

2024年 3月 9日(土)~5月 12日(日) 大山崎山荘美術館

2024大山崎山荘蘭花譜展

ニッカウヰスキーの前進の創設に関与し関西の経済人として活躍、
「美の館」として知られる大山崎山荘をつくった加賀正太郎。
本展では、彼が後世に残した貴重な財産である大山崎山荘と『蘭花譜』を広く紹介します。



『蘭花譜』(1946年発行)とは、加賀正太郎が自ら育てた蘭をモチーフに監修・制作
した木版画83点、カラー図版14点、単色写真図版7点の104点で構成される植物図譜です。
なかでも木版画の美しい色彩や技法は、美術品としても高い評価を得ています。

当時制作を担った芸艸堂から現存する版木・校正摺等、資料を
展示いただくことになりました。


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ギャラリー
  • 竹内栖鳳展 海の見える杜美術館にて開催中
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  • 十字屋カルチャー「芸艸堂で圧巻の版木蔵見学と、摺り師による木版摺り見学」講座のお知らせ。
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