こんにちは 芸艸堂(うんそうどう)です。

11月の芸艸堂も関わる展覧会情報です。

図案のすすめ ミュシャとデザイン 
堺 アルフォンス・ミュシャ館 11月11日(土)~ 2018年3月11日(日)

アール・ヌーヴォーが頂点を迎えていた1900年の第5回パリ万国博覧会を
通じて装飾、デザインの分野でも地位を確立したアルフォンス・ミュシャ
は『装飾資料集』に自らの装飾デザインを収録し、アイデアの集大成を人々
に開放します。一方、パリ万国博覧会を機に渡欧していた洋画家の浅井忠は
図案の重要性に気づき、帰国後は京都高等工芸学校で図案教育を指導し、
教材としてミュシャの『装飾資料集』も活用していました。本展覧会では
ミュシャの『装飾資料集』と共に、浅井忠の図案や京都高等工芸学校で
展開された図案教育が紹介されます。HPより

芸艸堂からは浅井忠の木版本「黙語図案集」「木魚遺響」および「小美術図譜」
の一部を資料展示いただく事になりました。

図案のすすめ

北斎だるせん
名古屋市博物館 11月18日(土)〜12月17日(日)

「冨嶽三十六景」でおなじみの江戸の浮世絵師、葛飾北斎(かつしかほくさい)。
彼が一時期名古屋に住んでいたのをご存じですか?
今からちょうど200年前、北斎は縦18mの大だるまを即興で描くイベントを
名古屋で開催しました。そして「だるせん(だるま先生の略)」というあだ名が
生まれるほど話題をさらったのです。意外にも北斎と名古屋の関わりは深く、
『北斎漫画(ほくさいまんが)』も名古屋で誕生した本です。
本展覧会では大だるまイベントを巡る熱狂を中心に、北斎と名古屋の関わりが
紹介されます。

北斎だるせん 名古屋市博物館

芸艸堂からは「北斎漫画」の伝承版木の一部を資料展示いただきます。
またミュージアムショップでも芸艸堂の北斎関連品や北斎漫画が並びます。
そして展覧会を記念して縦18mの大だるまを即興で描いた時の様子を木版画にした
「北斎席画乃大達磨」を再版いたしました。

北斎席画乃大達磨

こちらもぜひお立ち寄りいただきご覧下さいませ。


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