芸艸堂 店主の日記

明治24年京都にて創業、 現在日本で唯一の 手摺木版和装本の 出版社「芸艸堂(うんそうどう)」の 4代目当主が芸艸堂の木版にまつわる話、 旬の情報をお届けします。

2013/02

明治24(1891)年、美術書出版社として京都で創業。
現在、日本唯一の手摺木版本を刊行する出版社です。
その木版摺、製本技術を活用して、明治~昭和初期にかけて刊行した多色摺り図案集のモチーフを
アレンジし、顔料を使った美しい発色、柔らかな和紙の手触りが特徴の木版商品や、文具、インテリア
などを制作しています。

「若冲がきてくれました ープライスコレクションー」が始まります

こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

明日から開催される展覧会のお知らせです。

東日本大震災復興支援
若冲がきてくれました
プライスコレクション 江戸絵画の美と生命
仙台市博物館  2013年3月1日(金)―5月6日(月)

仙台市博物館を皮切りに岩手、福島を9月まで東日本大震災被災3県を巡回します。
美しい江戸絵画を東北の皆様に見ていただき、少しでも元気を取り戻して欲しいという
ジョープライス氏の願いから展覧会は計画されました。
作品は無償で貸し出されるそうです。グッズの売り上げの一部も被災地に寄附されます。

ミュージアムショップには芸艸堂の書籍・和雑貨も取り扱っていただいています。

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見学会・講演会の様子

こんにちは 芸艸堂(うんそうどう)です。

先日お知らせした芸艸堂見学会や福井での講演の様子を写真やブログを頂戴したのでお知らせします。

浮世絵木版画彫摺技術保存協会
次世代を担う若手の職人さんからベテランの方々が木版摺りに関わる技術の勉強会に芸艸堂に来られました。

浮世絵保存協会見学会2013

越前和紙の里 卯立の工芸館での講演様子はこちらのブログで紹介していただきました。
和紙は木版の夢を見る

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舩木倭帆作品展が うめだ阪急で PAT in Kyotoが京都で開催されます

こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

今週から開催される展示会・展覧会のお知らせです。

吹きガラス55周年 喜寿記念
舩木倭帆作品展
阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー 
2013年2月20日(水)―25日(月)

舩木倭帆先生が制作する吹きガラスは、誰もが日常で使う生活のうつわです。
ガラスの素材にありがちな冷たい印象とは異なり、ガラスとは思えぬ温もり
があります。
本展は初期から現在までの55年に及ぶ制作期の代表作品120余点が展示されます。

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芸艸堂は作品集を出版させていただいています。

そして京都では
京都版画トリエンナーレ2013
PAT in Kyoto
京都市美術館
2013年2月23日(土)―3月24日(日)

2013年に出発する「京都版画トリエンナーレ」は、一般公募方式のコンクールとは異なって、
尖鋭な目と豊富な情報を持った複数のコミッショナーによる推薦制を採用しています。
今、もっとも旺盛な活動を展開している若手から中堅の作家たちの版画表現の豊かさを集約的
に紹介し、京都から世界に向けて発信することを目的とした本展覧会に芸艸堂は協賛しています。
本トリエンナーレをお見逃しなく!

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「江戸の芝居小屋展」と「日本画 こころの京都展」のお知らせ

こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

現在開催中の展覧会のお知らせです。

歌舞伎座新開場記念展
歌舞伎
江戸の芝居小屋
サントリー美術館  2013年2月6日(水)―3月31日(日)

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2013年4月の第五期歌舞伎座新開場を記念し、近世における芝居小屋から、
現在へとつながる歌舞伎の劇場空間が成立するまでの歴史を、絵画作品を中心に展観されています。

ミュージアムショップには芸艸堂の歌舞伎木版色紙や木版文箱が並んでいます。

そして京都では
【こころの京都百選】完成記念特別展
日本画心の京都
京都文化博物館  2013年2月9日(土)―3月24日(日)

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江戸時代の画家が描いた京都の姿にはじまり、明治・大正・昭和・平成と続く
それぞれの時代の日本画家たちが思い描いた「京都」のイメージが紹介されています。
京都を訪れた画家たちの京都への想いも交え、過去から現代へと連なる美しい
京都の姿をお楽しみ下さい。

こちらのミュージアムショップにも芸艸堂の関連書籍や版画が並んでいます。
こちらもぜひお立ち寄り下さいませ。

浮世絵木版画彫摺技術保存協会の皆様が来られます。

こんにちは 芸艸堂(うんそうどう)です。

明日9日(土)、木版摺に関わる彫師さん、摺師さんが
京都、東京から見学に来られます。

浮世絵木版画彫摺技術保存協会
次世代を担う若手の職人さん達が東京、京都の木版摺りに関わる
技術の勉強会に芸艸堂に来られます。

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京都に来られるので現在芸艸堂だけが制作し続けている木版本
や金箔に摺られた版画などの資料を準備中です。

そして明後日10日には現在開催中の
絵草紙屋 辻文ー越前出身の版元・辻岡屋文助
越前和紙の里 紙の文化博物館 2013年1月5日(土) ~年3月3日(日)

へ「木版画の魅力」と題して 講演に行く事になりました。
時 間:13:30~15:00
会 場:越前和紙の里 卯立の工芸館

約1時間半もお時間をいただき、うまくお話しができれば良いのですが…
お近くの方でこの頁を観られている方、ぜひお越しください。
ギャラリー
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