芸艸堂 店主の日記

明治24年京都にて創業、 現在日本で唯一の 手摺木版和装本の 出版社「芸艸堂(うんそうどう)」の 4代目当主が芸艸堂の木版にまつわる話、 旬の情報をお届けします。

2023/10

明治24(1891)年、美術書出版社として京都で創業。
現在、日本唯一の手摺木版本を刊行する出版社です。
その木版摺、製本技術を活用して、明治~昭和初期にかけて刊行した多色摺り図案集のモチーフを
アレンジし、顔料を使った美しい発色、柔らかな和紙の手触りが特徴の木版商品や、文具、インテリア
などを制作しています。

木版本「貝千種」が京都新聞に紹介されました。

こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

10月23日(月)に京都新聞さんに紹介いただきました。

木版摺版本
貝類図鑑「貝千種」 

1914~22年にかけて4号発行
貝類研究家の平瀬與市朗が、平瀬貝類博物館を開館した翌年に
貝類研究の集大成として編集。芸艸堂が木版摺にて制作を担当しました。

1998年版木蔵の整理の際、原画・版木を確認。2022年アメリカの研究家が
リポートを貝類収集愛好家の会誌に寄せた事で再注目いただき、その経緯を
紹介いただきました。

京都新聞20231024




デザイン・アート ブログランキングへ

京都高島屋S.C.T8に「京都蔦屋書店」オープン

こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

10月17日(火)に新たに開業された京都高島屋S.C.T8
「京都蔦屋書店」 がオープンしました。

「アートと文化の『伝統と最先端』が共振し、その価値を高め合うような場を創る」
をコンセプトとして、歴史に裏打ちされた伝統とカッティングエッジなカルチャーを
幅広く提案することを目指し、「BIG BOOK」や貴重なヴィンテージ本、最新図録
なども取り揃え、​アートを中心とした書籍約6万冊を展開されます。

工芸品や文具品は、京都らしい手仕事によるものづくりの美しさが感じられる
「日常のアートピースとなる逸品」を多数取り揃えられ、
芸艸堂の木版画や木版本・豆本・和雑貨類も展示販売されています。

是非お越しください。

蔦屋 京都高島屋
蔦屋 京都高島屋 芸艸堂




デザイン・アート ブログランキングへ

第25回 寺町美術祭り のお知らせ

こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

10月21日(土)より始まる催しをご紹介します。

第25回 京都寺町美術祭り
2023年10月21日(土)~22日(日)10:00~17:00
詳しくは>>こちら

弊社も軒を連ねる寺町通りは市役所の西側に面し、両側には古美術・骨董店が
並ぶ美術通りです。様々なジャンルの美術・工芸品が集まるこの寺町通りで京都の
秋にふさわしいイベントです。

2日間、「無料鑑定会」や「入札会」「下御霊陶楽市」
「鳳輦形神輿の特別公開と講話」など盛りだくさんの企画で参加店一同みなさま
のお越しをお待ちしております。

芸艸堂京都本店では期間中 全商品20%OFF(特価品・一部木版画を除く
他の特典との併用はできません)での売出しをいたします!! 


ご来店お待ちしております。

25回寺町美術祭り
25回寺町美術祭り 裏






デザイン・アート ブログランキングへ

壬生川純一 新作木版画

こんにちは。芸艸堂(うんそうどう)です。

壬生川純一(1973~) 氏の新作木版画を自社WEBにUPしました。
まるで水彩画のように表現された木版画をぜひご覧ください。

自刻 自摺り オリジナル木版画

1973年 福岡県生まれ
1997年 京都の木版画出版社に入社 木版技術を習得
2011年 第一回国際木版画会議公募展入選
2018年 日本版画協会第86回版画展入選

画面下に限定番号(ED200)・サイン、画面上に落款入り。
冬の日 Winter days
紙寸:縦34×横42㎝
画寸:縦25×横32.5㎝
19,800円(本体18,000円)

冬の日コピー

風薫る The scent of the wind
紙寸:縦56×横42.5㎝
画寸:縦48×横33.5㎝
33,000円(本体30,000円)

風薫る補正版



デザイン・アート ブログランキングへ

京都画壇の青春展が京都国立近代美術館にて始まります。

こんにちは。芸艸堂です。

展覧会のお知らせ、その③です。

京都画壇の青春
栖鳳、松園につづく新世代たち
10月13日(金)~12月10日(日)京都国立近代美術館

開館60周年を記念して開催する今展では、明治末~昭和初期を
近代京都画壇の青春時代ととらえ、土田麦僊(1887~1936)を
中心に据え、小野竹喬、榊原紫峰、岡本神草などの代表作約90点
が4章に分けて展示されます。
上村松園、菊池契月、木島桜谷といった先輩作家達や師匠の竹内栖鳳
も含んで一丸となり、東京、西欧、そして京都の伝統に挑んだ彼らの、
青春時代特有の過剰さと繊細さとをあわせもつ、完成期とはまた異なる
魅力を放つ作品群をご堪能ください。

京都画壇の青春

SHOPには明治~昭和初期にかけて活躍した楳嶺・栖鳳・蓬春・紅雲
ら京都画壇の芸艸堂が制作した木版摺色紙も並びます。
こちらもぜひお越しください。

木版色紙




デザイン・アート ブログランキングへ
ギャラリー
  • 「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」展がすみだ北斎美術館にて始まります。
  • 「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」展がすみだ北斎美術館にて始まります。
  • 「北斎×プロデューサーズ 蔦屋重三郎から現代まで」展がすみだ北斎美術館にて始まります。
  • 加藤晃秀 木版画「桜」シリーズ 再版のお知らせ
  • 加藤晃秀 木版画「桜」シリーズ 再版のお知らせ
  • 加藤晃秀 木版画「桜」シリーズ 再版のお知らせ
  • 加藤晃秀 木版画「桜」シリーズ 再版のお知らせ
  • 加藤晃秀 木版画「桜」シリーズ 再版のお知らせ
  • 加藤晃秀 木版画「桜」シリーズ 再版のお知らせ