芸艸堂 店主の日記

明治24年京都にて創業、 現在日本で唯一の 手摺木版和装本の 出版社「芸艸堂(うんそうどう)」の 4代目当主が芸艸堂の木版にまつわる話、 旬の情報をお届けします。

実演 を含む記事

明治24(1891)年、美術書出版社として京都で創業。
現在、日本唯一の手摺木版本を刊行する出版社です。
その木版摺、製本技術を活用して、明治~昭和初期にかけて刊行した多色摺り図案集のモチーフを
アレンジし、顔料を使った美しい発色、柔らかな和紙の手触りが特徴の木版商品や、文具、インテリア
などを制作しています。

松濤美術館「津田青楓 図案と、時代と、展」にて木版摺りの実演

こんにちは。芸艸堂です。

開催中の
津田青楓 図案と、時代と、
6月18日(土)~8月14日(日)渋谷区松濤美術館

7月10日(日)14:00~15:30 地下2階ホールにて
神坂雪佳の『滑稽図案』の復刻版を手掛けた摺師・森光美智子氏
(浮世絵木版画彫摺技術保存協会会員)による実演と、参加者の皆様
が木版摺りを体験するワークショップを開催。

松濤ワークショップ1
松濤ワークショップ2
松濤ワークショップ4

松濤ワークショップ3

和紙の扱いや摺りの順番、実際に摺る様子など、『滑稽図案』が刊行
された当時の版木を使って解説していきます。
質疑応答のコーナーでも多くの方からご質問頂き、皆様の木版画に対
する関心の高さに嬉しくなりました。

芸術新潮 2022年7月号には展覧会の様子を掲載いただいています。

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芸術新潮 津田青楓
芸術新潮 津田青楓2





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写真のような木版画 Foto-HANGA 鷲 制作動画

こんにちは。芸艸堂(うんそうどう)です。

写真のような木版画 Foto-HANGA 第3弾
鷲 Eagle

制作動画が完成しました。
Foto-HANGA 第1弾「大西常商店」は彫を中心に動画を作成しました。
第3弾「鷲」は彫のためのトレス作業や摺の様子を中心に作成しました。
ご覧ください。


大西常商店制作工程画像


三脚で囲むように撮影。窮屈な中、摺を行ってもらいました。

撮影風景

北村昇一(Kitamura Shoichi) (1968年~)
北村昇一

京都生まれ。
京都精華大学 美術学部造形学科 版画専攻 木版画科卒業
版画家黒崎彰に木版を学ぶ。2001年北村木版画工房開設。

主な仕事
浮世絵版画や現代作家の版画など、様々な木版画の彫り・摺りを行う。
国内外でのワークショップ・実演を多数行う。

現在までに携わった主な作家
徳力富吉郎、黒崎彰、武蔵篤彦、井堂雅夫、佐野せいじ、本荘正彦、
佐久間顕一、坂本恭子、Moya Bligh、Ramona Sakiestewa、Wilson Shish、Brook Andrew



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写真のような木版画 Foto-HANGA 鷲 完成

こんにちは。芸艸堂(うんそうどう)です。

新商品のお知らせです。

写真のような木版画 Foto-HANGA 第3弾
鷲 Eagle

観賞用木版画は浮世絵が現在も国内外で人気があり、昭和初期には新版画という
新しいジャンルを開拓し海外へ発信し続け、現在国内でも再評価されています。
浮世絵から続く木版技術を継承し、写真からまるで写真のように摺り上げる
新たな木版画表現の「千本鳥居」を彫師:北村氏と創り上げました。

FOTO-ドイツ語で写真(木版摺の道具「馬連」の語源とも言われているので
ドイツ語表記 Foto-HANGA としました。)

■紙 :越前生漉奉書紙 
■紙寸:縦41×横27.5㎝
■絵寸:縦36.5×横24㎝ 余白に作家サイン入り
■彫・摺:北村昇一 初版2022年 芸艸堂版
■14版 18度摺
■ 20,000円(本体)

FOTO-HANGA 鷲 のコピー


京都の風景をテーマにFOTO-HANGAシリーズを制作してきました。
今回は生物に挑戦です。

北村昇一(Kitamura Shoichi) (1968年~)
北村昇一

京都生まれ。
京都精華大学 美術学部造形学科 版画専攻 木版画科卒業
版画家黒崎彰に木版を学ぶ。2001年北村木版画工房開設。

主な仕事
浮世絵版画や現代作家の版画など、様々な木版画の彫り・摺りを行う。
国内外でのワークショップ・実演を多数行う。

現在までに携わった主な作家
徳力富吉郎、黒崎彰、武蔵篤彦、井堂雅夫、佐野せいじ、本荘正彦、
佐久間顕一、坂本恭子、Moya Bligh、Ramona Sakiestewa、Wilson Shish、Brook Andrew

岡本東洋撮影「東洋花鳥写真集」芸艸堂刊から「鷲」の図を原本としました。
岡本東洋花鳥写真集 のコピー

写真を裏焼きし向きを変更した原稿を見ながら色ごとに版を彫分けます。

輪郭となる骨板
鷲 版木①

色板
鷲 版木②

輪郭となる主版を彫り、大・小刀を使って、さらえ~数ミリ単位で色ごとに彫分けます。
羽の膨らみや厚みを表現するために版木の数は裏表彫り上げ、14版になりました。

完成した版を順に摺重ね18度の摺重ねで1枚が完成します。
鷲摺立順序 のコピー

鷲 制作工程動画


大西常商店制作工程画像




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奈良大学で木版画実演

こんにちは、芸艸堂(うんそうどう)です。

1月19日に江戸時代の出版文化と印刷技術を学ぼうと、奈良大国文学科
の体験型講義に招かれ、浮世絵の摺り実演の見学と講義を開演していただきました。

江戸の出版文化と板木
ー浮世絵を摺るー

その時の様子を奈良新聞にご紹介いただきました。

2022 奈良大学実演
2022 奈良大学実演②
2022 奈良大学実演③





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写真のような木版画 Foto-HANGA 千本鳥居 完成

こんにちは。芸艸堂(うんそうどう)です。

新商品のお知らせです。

写真のような木版画 Foto-HANGA 第2弾
千本鳥居

観賞用木版画は浮世絵が現在も国内外で人気があり、昭和初期には新版画という
新しいジャンルを開拓し海外へ発信し続け、現在国内でも再評価されています。
浮世絵から続く木版技術を継承し、写真からまるで写真のように摺り上げる
新たな木版画表現の「千本鳥居」を彫師:北村氏と創り上げました。

FOTO-ドイツ語で写真(木版摺の道具「馬連」の語源とも言われているので
ドイツ語表記 Foto-HANGA としました。)

■紙 :越前生漉奉書紙 
■紙寸:縦41×横27.5㎝
■絵寸:縦36.5×横24.5㎝ 余白に作家サイン入り
■彫・摺:北村昇一 初版2021年 芸艸堂版
■15版 20度摺
■ 20,000円(本体)

北村版画 千本鳥居 のコピー
今回の版画はボカシ摺無で色板からの重ね摺のみで鳥居の立体感を表現
しています。参道はゴマ摺で石畳みを表現しています。

北村昇一(Kitamura Shoichi) (1968年~)
北村昇一

京都生まれ。
京都精華大学 美術学部造形学科 版画専攻 木版画科卒業
版画家黒崎彰に木版を学ぶ。2001年北村木版画工房開設。

主な仕事
浮世絵版画や現代作家の版画など、様々な木版画の彫り・摺りを行う。
国内外でのワークショップ・実演を多数行う。

現在までに携わった主な作家
徳力富吉郎、黒崎彰、武蔵篤彦、井堂雅夫、佐野せいじ、本荘正彦、
佐久間顕一、坂本恭子、Moya Bligh、Ramona Sakiestewa、Wilson Shish、Brook Andrew

伏見稲荷大社 千本鳥居を撮影
千本鳥居 のコピー

原稿を見ながら色ごとに版を彫分けます。

輪郭となる骨板
千本鳥居骨板

色板
千本鳥居色板
千本鳥居色板部分

版木の数は裏表彫り上げ、15版になりました。

完成した版を順に摺重ね20度の摺重ねで1枚が完成します。
千本鳥居版木一式

北村版画 千本鳥居 のコピー

大西常商店制作工程画像




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